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130386Raのスタートアップな日々

京都で働くstartupサポーター

Startup Weekend Kyoto 番外編①

今年もStartup Weekend Kyotoの暑い夏が終わった。3日間の模様をこのブログに書いてきたが、番外編としてファシリテーターのLeeと私が最終日に交わした有意義な?顧客に関するやりとりについて紹介したい。

 

【誰が顧客なのか?】

 今回のイベントの3日目にLeeに今まで聞きにくかった質問をしてみた。「なぜ、町に出て声を聞けというのか?そもそも、町でチームに答えてくれるのは顧客ではないはずだ。というよりそもそも顧客候補に過ぎないはずだ。この顧客候補の声を聞いてサービスの内容を変えてピポットするのが本当に正しいのだろうか?」と。お金を払ってサービスを使うのが、顧客でありただ単に「こんなのあったら使いたいけどなー?」と答えてくれる人間は全く違うのでは?と思ったからだ。ならば、わざわざ町に出て声を聞かなくても、Facebookなどネット上で意見を聞いてもよいのではないか?

 

 この問いに対してLeeはこう答えた。「そうです。町で質問に答えてくれる人は顧客ではありません。また、質問に答えてくれる人のニーズが顧客のニーズと思ってはいけないと思います。町に出て声を聞く意味は、表面的にこんなものが欲しいということではなく、本当に必要としているものは何なのか?を掴むことだと思っています。そこを勘違いすると、車ではなく安全に早く走る馬を作りたくなるのではないでしょうか?」

 

 彼は、更に続けた。「顧客は、おっしゃるようにお金を払ってくれる人です。しかし、Startupが必要とするのは普通の顧客では駄目です。優良な顧客が必要です。優良な顧客とは、繰り返し何度も使ってくれるディープユーザーや発信力が高く多くの顧客を呼び込むことが出来る人です。この優良顧客のニーズの真のニーズを掴むために町に出て声を聞き感じ取る必要があるのです。」

 

このやりとりをどう感じるかは自由だ。しかし、Leeがイベントの冒頭に言っていた言葉を思い出す。「勉強するために、このイベントに来るのは意味がありません。皆さん本当にStartup するためにこの3日間を過ごしてください。Startup Weekendの54時間で優良な顧客を開拓することまでやり遂げるのは、難しいかも知れない。しかし、この54時間でそこまで追求しなければ本当にStartupで成功することは出来ないということではないだろうか?また、そこを本気で目指しておもいっきり失敗することが許される。それがこのイベントの良さではないだろうか?