130386Raのスタートアップな日々

2010年からスタートアップのサポーターとして活動してきた記録と、サポーターに飽き足らず50歳を過ぎてプレイヤーサイドに身を投じたへそ曲がりなおじさんがスタートアップについて諸々お伝えしているブログです。

startupweekend kyotoをオンラインで同日に2イベント時差開催する話

https://swkyoto.doorkeeper.jp/events/124264

swkyoto.doorkeeper.jp

 

オンラインで同日に2イベント時差開催する事になった経緯

久しぶりにstartupweekendについて書きます。

 

コロナ渦でリアルでのイベント開催は、出来ていないけれど、実は運営メンバーは定期的にオン、オフいろんな形で集まって話しています。

隙あらば、オフラインでやろうと言いながら、新学期そして夏場と微妙な感じで開催企画が立ち上がっては消え、立ち上がっては消えを繰り返し、とうとう例年開催しているKS3(Kyoto Startup Summer School)開催時期まであと僅かとなりました。

 

www.kyotostartupschool.org

 

海外から多くの参加者を集めるKS3は、ラストにstartupweekendを開催するのがセット商品のようになっており、企画段階で8月のオンライン開催は、割と早くから決定していました。

「じゃあ、時差開催で日本語版もオンラインでやっちゃうか?」

と、割にノリに近い感じで通っちゃうのが、このメンバーならではという感じでしょうか。

有り体に云うと、そんなに深い理由も目的もなく、「どうせオンラインでも運営は集まってやるんだろ。だったら一緒にやっちやいいやん。」という感じでしょうか。

 

とは言え、全く問題意識がないわけではありません。startupweekendは、スタートアップの最初の第一歩的な意味が強いと考えています。このイベントを経て、もっと本格的にスタートアップについて学んだり、ビジコンに出たり、仲間づくりをする。そんな場だと捉えています。そのため、出来れば早い段階で(高校生や20歳になるくらいまで)にこのイベントを体験して欲しいと思っています。

正直ここ2年間コロナ渦で、若い学生にそういった場を提供出来ていなかった事に運営として問題意識を持っていました。秋には、オフラインで開催できるのかな?って楽観的に考えつつも、今年の大学新入生や2年生とかにうまくリーチしたいなって考えています。

 

オンラインだから出来る事

去年、大阪と京都で2度オンラインイベントを開催しました。そこで感じたのは、ロジの部分は、オンラインのが全然楽っていう事です。オフラインで、最も大変なのは何気に食事の準備だったり、会場の手配だったり、設営なんかだったりします。

しかも、買い出しにいったりしてスタッフが何人かそこに取られるみたい。

あと、地味に実は、バックヤードで手配するスタッフは最終ピッチ見れないとかなんやかやの色々問題あったりします。

オンラインだと、このあたりの手間いわゆるイベント期間中の3日間の負荷はかなり軽減されますので、事前準備の部分にかなりフォーカス出来ます。(ただ、オンライン特有の回線やらシステムの課題はありますが・・・)

 

後は、参加者とコーチ、ジャッジの方が全国から良いタイミングで参加してもらえるという事です。僕ら運営は、ある種好きでやっている面があるので良いのですが、コーチやジャッジの方々には、休日にまとまった時間をわざわざ会場まで来て頂いてアドバイス頂きながらギャラする払わないw。こちらにご協力頂くのは、物凄く頭が下がる思いです。オンラインイベントだと、この点はかなり負担軽減に繋がりますし、距離の壁を超えられるので、普段なかなかお願いしにくい方にも参加をお願い出来るのは大きなメリットだと思っています。

また、たまに参加者の方で、土曜のこの時間だけ仕事があるとか、家庭の用意があるという方からお問い合わせを頂きます。「個別でチームの方に了承頂ければ良いですよ。」とお答えはするものの、やはりエントリーをためらわれる方が多いのも事実です。

参加者以外の方を巻き込むのはルール上全然オッケーと言っていますが、やはりオフラインでは、なかなか巻き込み辛いようですが、オンラインだとここのハードルも一気に下がると考えています。

 

オンラインイベントの課題

では、良い事ばかりかというとそうでもないと思っています。

やはり、体験の強烈さとかチームの結びつきなどは、オンラインではなかなか再現が難しいと考えています。そして、コーチやジャッジの方との交流なども再現の難しい部分かも知れません。

先ほど食事の手配と言いましたが、やはり「同じ釜の飯を食って頑張る。」という体験何者にも変え難いところもあり、どうしても、体験自体が少し軽くなってしまうのは否めない部分だと思います。

しかし、考えようによっては、現代のリモート中心の働き方という観点でみるとそこにフィットしていく事も必要だと感じますし、逆にリアルの大切さを認識する良い機会なのかもと思っています。

 

だんだん長くなってきたので、今回はこのへんで終了させて頂こうかと思います。

事前準備やら、なんやらの部分はまた別の機会に書かせて頂きます。