130386Raのスタートアップな日々

2010年からスタートアップのサポーターとして活動してきた記録と、サポーターに飽き足らず50歳を過ぎてプレイヤーサイドに身を投じたへそ曲がりなおじさんがスタートアップについて諸々お伝えしているブログです。

startupweekend KyotoSessionをはじめます

f:id:ujiis:20200523203600j:plainhttps://www.youtube.com/watch?v=e5iWDSD3Cf8&feature=youtu.be

 

すみません。ものすごーく久しぶりにこのブログを再開します。

自分自身がスタートアップのサポーターから、player側になったなどのお話は追々致します。今回は、私のライフワークのようになってきているstartupweekendの活動についてお話します。

 

2011年にスタートしたstartupweekend京都には、運営チームとしてずっと関わっています。今回は、知られていない運営の内側と新しい活動についてお話します。

 

startupweekendとは?

Startup Weekend(スタートアップ・ウィークエンド)は、世界150ヶ国・1200以上の都市、日本25都市以上で開催されいる起業体験イベントです。金曜日の夜から日曜日までの54時間で仲間づくりをしながらアイデアのプロトタイプを作りあげていきます。机上の空論で終わらず、週末の3日間で集中的に起業のきっかけや成果を生む実践的な取り組みとなります。

世界中で48,000回以上開催され、500都市以上で1,100,000人以上が参加しています。

(大阪のonlineイベントのdoorkeeperをコピペしました)

要は、金曜日から日曜まで54時間ぶっ続けでスタートアップそのものをやってみるイベントです。京都では、2011年8月に最初のイベントを行ない、以降1年に2回から3回のスパンで継続的に開催してきました。

 

京都のstartupweekendの運営

 

9年に渡り続けてきた、このイベントの運営は全てボランティアのメンバーで行っています。とは言え、ここ2、3年は学生、社会人の混成で10人くらいのそこそこの大所帯になってきています。

運営のルールではオーガナイザーになるには、イベントへの参加が必須になっています。ですので、毎回参加者から次のイベントに運営で参加したい人を集うスタイルを続けてメンバーを拡充しています。

また、イベントの運営には、本部の承認を得た公認のファシリテータが必須ですが、京都には、私以外に2人のメンバーがライセンスを持っているので、あまり表舞台に立たなくてよくなったというのが現状です。

また、startupweekendの、”ローカルのコミュニティを大事にする”という方針の下、コーチやジャッジといったイベントに不可欠な、ご協力を頂く方々も、極力京都もしくは関西にご縁のある方をお呼びするというやり方をしてきました。これは、参加していただいた方が本気でスタートアップを目指す時や、何か新たな事にチャレンジしようとした時に気軽に相談出来たり、一緒に何かを始めたりする事が出来るようにという配慮からです。

 

ここ最近は、イベント終了後に反省会兼次回イベントの企画を話し合い、そこに運営に参加したい新しいメンバーを呼ぶというスタイルを続けています。

京都という土地柄、学生や留学生などの海外の方々とネイティブに、スタートアップに関心を持つ層をどう巻き込むかという機軸で運営をしています。

5月頃までに新入生を中心とした学生イベント、8月に京都工芸繊維大学のKS3(Kyoto Startup Summer School)と相乗りしたインターナショナルイベント、11月にグローバルのプログラムに連動した一般イベントを回すというのが、ここのところのパターンでした。

基本、来るもの拒まずで、女性を大事にするフェミニスト?な私の方針もあり、合間にWOMANイベントにも対応してきました。

要は、イベントのある無しに関わらず1ヶ月もしくは2ヶ月に一度メンバーが集い、運営や京都でのスタートアップに関する情報を共有してきたというのが現状です。

(本邦初公開、結構頑張っているんですw ただ飲み食いしたかっただけとの話も・・・)

 

567による環境の変化

 

今年に入ってから、従来なら4月終わりから、5月に開催するはずだったイベントに向けての準備をしてきました。毎年この時期に開催するのは、新入生や新学期に新たな気持ちで学生生活をスタートしようという学生をターゲットにしているからです。

 

しかし、3月に入り、今回は延期せざるを得ないという事でメンバーの意見は一致しました。一旦、6月に次回のイベントを延期するという判断を下す中、状況はどんどん悪化していきました。一つの判断の目処としていた祇園祭の山鉾巡航が中止になり、京都でもクラスターが発し、緊急事態宣言が発令されるなど、予断を許さない状況になっていったのです。オフラインでのイベント開催が困難になる中、運営母体であるtechstarの主導で、日本でもオンラインでのstartupweekendのイベントが各地で開催されるようになりました。

そこで、5月に入り今後の方針についてのミーティングを開催しました。当然密を避けた流行りのZOOMミーティングでした。

 

そこで出た意見としては、

1、単なるオンラインイベントではローカルのコミュニティのポリシーの維持が困難

2、自分達自身が新たなチャレンジを行なうべき

3、今までの参加者や協力者の方々を、今一度コミュニティとして新たに興味を持つ方々と繋げたい

 

というものでした。

そして、立ち上げるのが、『startupweekend KyotoSession』になります。

 

startupweekend KyotoSessionとは何か?

 

一言で言えば、startupweekendやスタートアップの魅力、大変さなどの”リアル”をお伝えするオンラインイベントという事になります。形式的には、運営メンバー×ご登壇者の対談形式からスタートします。

 

今まで発信しきれていなかった、「startupweekendって何がオモロいねん」とか「参加したら何が得られねん」というイベント固有の話と、「スタートアップの魅力や大変さ、それでも何故やり続けるのか?」といったスタートアップのリアルをお伝え出来ればと考えています。基本、ローカルコミュニティの考え方を堅持し、このイベントに関わって下さった方々を中心に対談を進めていこうと思っています。

新たなチャレンジですし、トライアンドエラーで変化させていこうと思っています。

 

第1回は、5月26日火曜日の20時からYouTubeライブ配信を予定しています。

 

51Action、京都R不動産の代表で、不動産事業を始めリノベーション・ホテル業を行っている水口貴之と京都工芸繊維大学でD-LabやKS3の運営などを行なっているSushi Suzukiが、「StartupWeekendが人生に与えた影響」というテーマでお話します。

startupweekendの参加者から、ファシリテーターになった二人がどのような話をするかにご注目下さい。

毎週1回新しい配信を行なう予定ですので、楽しみにして下さい。

 

以下のYouTubeで配信を行ないます

当日、YouTubeのチャット欄からライブで質問もお受けしますので、是非ご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=e5iWDSD3Cf8&feature=youtu.be

 

注)本文では、新型ウイルスについてあえて567と表現しています。どうも、あの文字を見るだけで気分がげんなりするという筆者の個人的事情が背景です。ご容赦下さい。

ちなみに567ビールは大好きです。