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130386Raのスタートアップな日々

京都で働くstartupサポーター

京都の注目スタートアップ フード関連編 Part 2

京都の注目スタートアップ フード関連編Part2は、office cafe 、置き弁、TAVENAL、Natural Life Syleの4つの業態で健康と食に関するソリューションを提供する 株式会社Smileyを紹介致します。

 

『IT企業の社長だったからこそ気付けた健康と食事の関係』

株式会社 Smileyの矢津田社長は、もともと、というより現在も株式会社AIVICKというIT企業の社長である。最初のサービスとなるoffice cafeを始めたきっかけとしては社員であるエンジニアの食生活に問題意識をもったからだそうだ。仕事がら夜おそくまで残業が続き、多くのエンジニアたちは仕事を中断させることを嫌う。そのため、ついつい食事はカップ麺やコンビニ弁当ばかりを食べて、中には生活習慣病にかかる社員まで出てきたそうだ。(若干耳が痛い)

そこから、農家や養豚場、食品加工工場などに足を運んだり、色々な研究者に会いにいったりしてかたっぱしから食に関する情報を集めたそうだ。そこから、最初のサービスとなるofiice cafeを立ち上げたのだそうだ。

 

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『栄養バランスが良いだけでなくおいしく食べられることへのこだわり』

栄養バランスの良い食事をお弁当という形で社食として提供する。一言で言ってしまうとこれだけなのだが、このお弁当がとにかくおいしいのだ。どうにも、栄養バランスに優れた食事と言うと病院食のような塩味が足りないとか、野菜ばっかりの精進料理のような食事をイメージしてします。しかし、このお弁当は、出汁や肉などの様々な食材にもこだわっていて、どのメニューもとてもおいしいのだ。

(ちなみに、ちゃんと会社で試食もさせて頂いたし、Startup Weekend Kyotoでもお弁当を提供していただいていて自分の舌で確かめた感想だ。)

とにかく提供するSmileyの側が、おいしく食べて欲しいということに相当こだわっているのだ。

その一つが、企業が社食として導入する場合に、同時に加温器や冷蔵庫も貸出を受けられるサービスだ。コンビニの弁当をレンジでチンすると、付け合せに入っている生野菜やポテトサラダまで温まってしまって、まずいと感じた経験があるだろう。office cafeが提供する弁当では温かいものと、生野菜や煮物などを別々に提供している。これを、温かいものは加温器、冷たいものは冷蔵庫に入れておけば家で食べるのと同じように食べることが出来るのだ。

 

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あ、もう一点こだわりを付け加えると、付属のお箸は国産檜を使用していて捨てるのがもったいないようなクオリティーを確保している。

 

 

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『健康にいいお弁当を届けるための新たな取組』

美味しい健康弁当というだけのサービスなら他にも手掛けている企業はあるだろう。それだけにとどまらないのが、この会社の面白いところだ。

新たな取組として、東京で置き弁当というサービスを始めている。社食のサービスは、社員食堂を設けていて、昼食時間が決まっている大企業にはマッチするだろうが、スタートアップや中小企業では事前に食事を予約することに抵抗があるかもしれない。そんな会社でも導入出来るのが置き弁当のサービスだ。サービスの内容は、名前から想像してもらえばわかるだろう。いわゆる富山の薬売りと同様だ。毎週火曜にオフィスに弁当が送られてきて金曜日に回収される。その間に食べた分だけの料金を支払うのだ。

ここには、テクノロジーが隠されていて独自の封入技術を活用することにより無添加のお弁当をDAY+4日の消費期限を実現させている。これにより、火曜配送、金曜回収ということを実現させているのである。残念ながらこのサービスはまだ、東京近隣のみでの展開のようだ。

もう一つは、社食や宅配ではないリアルな店舗の展開である。こちらの方はおひざ元の京都桂川の方でTAVENALという名前で無添加のバランスのとれたメニューのお弁当やサラダ、おばんざい、スープを提供するお店だ。

 

医療財政の逼迫が叫ばれる中、Smileyの提供する健康食がサラリーマンの昼食に革命を起こす日はそう遠くないだろう。

 

株式会社 smilley HP:

smiley.co.jp

京都の注目スタートアップ フード関連編 Part 1

このブログで京都の注目スタートアップについて発信していこうと思う。手始めになぜか周辺で超盛り上がりまくりのフード関連から。Part1の今回は、キッチンスケールでクラウドファンディング『Makuake』に挑戦中のHACARUSをご紹介致します。

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『美しさと実用性を兼ね備えたデザイン』

まず、なんと言ってもほんとにキッチンスケールにしておくにはもったいないくらいの格好良さ。はかりの部分には竹の集成材を使っているそうだ。この竹に、計った野菜やお肉の重量が浮かびあがるのは幻想的とさえ言える。この美しさを実現させるのには、かなりの試行錯誤があったそうだ。実は、匠の技がこの機能の実現には秘められているのだ。また、表面にはウレタン加工がなされているため、水に濡れても大丈夫な構造になっている。ただ、格好いいだけなく実用性も追求しているのは、UXに精通したチームならではのこだわりの部分であろう。

 

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『音声入力を使いたくなる?

アプリとの連動で、やはり日々料理をされる主婦の方からは、「料理をして濡れた手でスマホを触るのには抵抗がある。」という意見がるようだ。たまにしか、キッチンに立たない男性では実感出来ない女性の目線だろう。これに対しては、食材の名前を声で読み上げることで認識させるようにしているようだ。正直今まで音声入力なんて「Hey,Siri」とか「OK Google」とか気恥ずかしくてネタ以外で使ったことがない。(きっとこんな人は多いんじゃなかろうか?)しかし、料理中で手が離せないシチュエーションなら音声入力を使いたくなるだろう。確かにミンチをこねた手でスマホを触るのはいやなような気がする。こんな目的なら気軽に音声入力を使うのではなかろうか?

 

『ワンストップで栄養管理が実現するIOTデバイス』

本来であれば、単に格好いいキッチンスケールという選択肢もあっただろう。しかし、あえてというか「なぜキッチンスケールを使うのか?」という根本的思考を突き詰めた結果なのだろう。キッチンスケールを使うのは、超神経質なウルトラA型な人か、ダイエットや生活習慣病の予防もしくは治療中なのではないだろうか?後者の人たちは、食材を測ることだけが目的なのではなく、その先の目的があるはずだ。そう、真の目的は栄養管理を行なう事である。それを実現するにはユーザーは、自分にあった献立の情報を得て、その献立を作るために食材を測り料理する。そして、食べた献立のログを残す。その後は残したログの情報をもとに、栄養を指導を受けるというのが流れだろう。しかも、それぞれの管理ツールは、本であったり、アプリであったり、リアルな指導だったりそれぞれが別々のものになっていたのが今までのパターンだろう。これでは、仕事と子育てを両立する主婦や日々忙しいサラリーマンには継続が難しくなる。このキッチンスケールを使いまくると恐らくこの問題は解決出来だろう。栄養管理を苦痛なものから楽しいものに変えてくれるそんな可能性を秘めた製品だ。

 

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さて、このHACARUSのクラウドファンディングだが4月10日現在42%の達成率となっている。このチームには、デザインやUX、ビジネスに精通したメンバーがそろっておりクラウドファンディングを通じて明らかになる課題はどんどん改善されていくだろう。そういうと改良版を手に入れたくなるかも知れないが、マック初号機のように飾っておく用の1台も手にしておくべきなのかも知れない。

 

まだ、手に入れていない人は、是非下記からのご購入をおすすめしたい。

https://www.makuake.com/project/hacarus/

 

 

 

STARTUP JAPAN TOUR IN GIFU 参戦記 ~地方でのスタートアップイベントを考える~

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ちょっと古い話になるが昨年の12月19日に岐阜ソフトピアジャパンでStartup Japan Tour inGifuに参加した。Startup Japan Toureはサムライインキュベートが全国の地方都市を行脚する、スタートアップのためのイベントだ。今回のイベントの詳細については、ASCIIさんの以下のレポートをご参照。

http://ascii.jp/elem/000/001/097/1097213/

地方のスタートアップイベントについては以下の投稿でもその意義について書いた。今回このイベントに参加してさまざまな気づきがあったので参戦記として今回続編ともいうべきものを書いてみた。

 

ujiis.hatenablog.com

 今回の岐阜のイベント構成は以下の通りだ。

第一部 基調講演 西濃運輸 田口社長

第二部 パネルディスカッション

   モデレター:サムライインキュベート 榊原社長

   パネラー :DOKIDOKI INC 井口社長

         株式会社Misoca 豊吉社長

         バイザー株式会社 米田社長

第三部 スタートアップピッチ

 

「スタートアップがオーナー系大企業経営者の話を聞く意義」

今回、岐阜での開催に主旨賛同をされた西濃運輸の田口社長が講演をされた。印象深かったのは、現社長は三代目でありながら創業時の話をよく知っておられるということだ。同社の基本理念の一つとしているのが「福寿草経営」だ。同社のHPにも下記のように記されている。

「踏まれても 踏まれても 強く野に咲く福寿草」どんな試練にも耐えうる精神です。創業者・故田口利八名誉会長の座右の銘でありますが、同時に将来に向かって力強く進む不撓不屈の魂そのものです。

これは、田口社長だけでなく全社員が共有している理念なのだという。田口社長は、スタートアップへのエールとして、社員が長く共有し続けられる理念を作り、それを継承し続けることの重要性を述べておられてた。

こういう理念継承の話はオーナー系の企業であるからこそ、引き継がれている話ではないかと思う。オーナー企業とスタートアップはやや対極にあると言っても良い存在だと思う。しかし、企業をスケールさせて長く続けていくためには必要な事だ。日々を生き抜くことに全精力を注いでいるスタートアップも少しは立ち止まって理念づくりという事を考えてみた方が良いのではなかろうか?また、このような話を企画を実現させた今回のサムライさんのチャレンジャー精神に感心するとともに、地元貢献のためにこういった場に出てきてフランクに話が出来る西濃運輸の田口社長の素晴らしさも讃えたいと思う。

こういった地元愛を源として、より濃密で良いつながりを産み出せる環境は地方ならではではないかと感じた。

西濃運輸の創業者・故田口利八名誉会長の創業時の苦労話は素晴らしい話でここでは書ききれないような時代に左右されないスタートアップの壮絶な戦いとマインドセットの良いお話でした)

 

東京でなければStartupが成功出来ないというのは幻想?』

第二部のパネルディスカションでは、全部をこの人が持って行ったと言っても過言でない。パネラーの井口氏だ。(DOKIDOKI INC代表 Telepathya・頓智ドット創業者)

f:id:ujiis:20151219150205j:plainサムライインキュベートの榊原さんが、モデレターを務めたこのセッションでの榊原さんと井口さんの二人の掛け合いは非常に興味深かった。

井口さんが頓智ドットを立ち上げた時、日本の多くのVCは、ドコモのiモードとの関係が希薄という理由で軒並み出資を断ったそうだ。井口さん自身は、すでに現在のようなApp Storeでアプリがどんどん流通するような世界を予想していたためドコモの関係関係構築には興味がなく、その後Techcrunch50での「sekaicamera」の発表を通じて大規模調達に繋げていった。その資金調達がうまくいかない時に無償でオフィスを提供し、その後もさまざまなビジネスに協力してくれたのが岐阜県大垣市だったそうだ。こういった血の通ったサポートを産み出せるのは地方ならではなのかも知れない。

 

他に、井口さんの話で興味深かったのは、シリコンバレーは実生活の点では全く効率的ではなく非常に不便な事が多いのだという。対しては東京は、何事も効率的でコンビニなど世界中でも類がないくらい便利で効率化され尽くしていると言ってよいというのだ。一見すべてが揃っているこの環境がイノベーションには不向きなのではないか?というのだ。シリコンバレーは、非常に優秀なエンジニアが集まっているが不便で何とかしなければならない問題が目につくため、それを解決するためにテクノロジーを生かすという土壌があるのだという。そういう意味では効率的な東京より非効率な部分が残っている地方の方がイノベーションを起こすチャンスが存在しているのではないかという事である。

また、井口さんは「地方発、東京経由、世界へ」という道のりは必要ないのではとも語っている。日本スタンダードで成功するとその成功体験が海外マーケットにチャレンジする際に足かせになる可能性も否定できないというのだ。シリコンバレーに限らず海外でチャレンジするには日本で成功する以上の頑張りが必要だからというのがその理由だ。世界マーケットで勝負したいのなら、鼻から覚悟を決めて地方から直接世界へ出ろということだろう。

 

『情報が不足している事が地方でスタートアップする事の最大のメリットでありデメリット』

 

今回のパネルディスカッションの井口さんの他のパネラーは、岐阜、名古屋をを拠点とするスタートアップだった。(スタートアップというにはやや成長しすぎ?)

このお二人が言っていたのは、情報が少ない事が地方のデメリットだと主張しておられた。しかし、反面情報が少ないからこそ地に足をつけてやるべきことを着実にやってこれたことも指摘している。この部分はなるほどと思った。榊原さんからも「東京の方が地に足がつかないケースがある。必要以上に情報に敏感になって(どこが資金調達をしたとかM&A事業を売ったとかが気になり)事業に集中出来ないとか、経営者が情報に惑わされ、メンタルの部分で異常をきたすなどの例も散見する。」とのご意見もあった。

 情報の中には、事業のフェーズや業態によりそれらが必要なものもあれば不必要なものもあり、多すぎても少なすぎても困るということなのだろう。そういった意味では地方のスタートアップはベースを地元に置きながら、出張ベースで月に1~2回のペースで東京に情報収集やネットワーキングしにいくのが良いのではなかろうか?

どうしても、プロダクトが一通り完成して資金調達や人材獲得を効率的に行なうためには、日本でそのリソースが一番豊富な東京で活動するのが効率的だから、その移動コストや時間的ロスを考えると地方発スタートアップが東京へ拠点を移したくなるのは分からないではない。

しかし、事業の解決すべき源泉が地方に存在しているのならそのあたりのデメリットに目をつぶってでも地方に居続けるというのは悪くない選択だと思う。特に昨今のリモートワークのツールを有効に活用すれば、逆に有機的で効率的なコミュニケーションを形成できるかも分からない。

 

『で、地方でStartupのイベントを開催する意義とは』

井口さんのご指摘にもあるように、東京でなければStartupが成功出来ないというようなことはない。では、地方が最適かというとやはり情報や資金調達、人材確保などの面でいくとやはり不利は否めないのかも知れない。しかし、こういったイベントを通じて情報を得られるネットワークを構築したり、刺激を受けることによりそれらは多少改善されるのではないかと思う。

また、東京や他の地方から参戦する人には地元の人では感じられない「気づき」があるはずだ。それは、人の温かさだったり、料理の味だったり、歴史だったり、地域特有のコミュニティーだったりすると思う。それは、SNSやネットの情報では分からない実際にその土地に行ってみなければ感じ取れない空気感のようなものだ。地方でのスタートアップイベントは、これらを多くの人に味わう場を提供するだけでも大きなメリットに繋がるのではないだろうか?

 

地方という言葉を連発していますが、今回は東京以外の土地(大阪も福岡も名古屋も福岡も、もちろん京都も)をそう呼んでいます。あしからず。

で、下は岐阜に行って触れてきたすんごいやつ。

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勝手に熱烈応援~アップパフォーマ編~

スタートアップを応援するのが目的で書き始めたブログなので、身近にいるスタートアップへの応援メッセージとして勝手に熱烈応援と題して書いていきたいと思う。

その第1弾はクラウドファンディングのMakurakeにチャレンジしている株式会社アップパフォーマの代表である山田修平氏とそのプロダクトである「Eagle Eye」について書いてみたい。

クラウドファンディングMakurakeはこちら

www.makuake.com

 

「山田修平という超クレバーにして不断の努力を欠かさない男の魅力」

「いつか起業すると言って、今しない人間は絶対起業出来ない。」これは、スタートアップ周辺にいる人間がなら一度は耳にした言葉ではないだろうか。山田さん(親しみも込めてこう呼ぶ)も「起業しますよ。でも、今じゃない。」そんな意味合いのことをよく言っていたと思う。おそらく彼の頭の中には、今何が足りていて何がたりていないかという事そして「夢中になれる何か」を探していたのではないかと思う。

僕が彼と知り合ったのは、盟友(師匠?)であるタナカユウヤの紹介である。彼がスタートアップに興味を持っていて自然とStartup Weekend Kyotoの運営スタッフに参加してもらったそんな流れだ。

個人的な感覚だが、割と彼と話をするのはしんどかったりする。何故なら今話している話の先に何か別の発想があったり、仮に何か一つの主張をするとすぐさまそれに対しての意見や反論が飛んでくることが多々あるのだ。つまり頭をフル回転させないと彼との会話についていけなかったりするのだ。いつか、彼の頭の中をのぞいてやりたいと思っている。彼を良く知っている人間なら皆感じているだろうが、要は超クレバーなのだ。

 

本来それだけでも、尊敬に値するのだが彼自身本当に凄いと思うのは努力の部分だ。自らのサービスを立ち上げるため、一からプログラミングを勉強したり、電子工作に取組んだり、はたまた海外の展示会ではブースを自らの力で不眠不休で作り上げるということまで成し遂げている。言葉にしてしまうと何気なく感じるがこれを簡単にやってのけるところが彼の凄さなのかも知れない。

また、彼がFIに参加している時には、休日に何度か連絡してきて自らのプロダクトのニーズや考え方について意見が欲しいとの連絡をもらったりした。これは、きっと僕にだけでなく他の多くの人たちにも行っていた調査の一環だろうが、彼自身が当たり前と考えるレベルが高いんだろうなと思う。

 

とにかく勉強家でさまざまな知識も半端ないだけにロジカルに自己主張をする。そんな彼だが意外とも言えるくらい謙虚だったりする。それは一人では大きな物事を成し遂げることは無理だと知っているからだろうし、本当にその分野に精通している人間に対してリスペクトしているからだろうと思う。そこが、彼が他人を引き付ける魅力なのだろうと思う。

 

「Eagle Eyeというプロダクトの魅力について」

さて、そんな山田さん率いるアップパフォーマのプロダクトであるEagle Eyeだが、僕自身こんなプロダクトを作りたいと思っていたこともあってすごく気に入っている。

その昔、サッカーの中田英寿さんのような天才的な選手は、フィールドを上から見ているように感じていると聞いたことがある。つまり俯瞰図のようにフィールド全体で選手がどう動いているか見えているのだという。つまり、普通のプレイヤーがそのように感じながら動くことが出来ればもっと良いプレーが出来るのだ。しかし、なかなかそのようなデータを取得することは難しいのだ。

 

僕自身、大学でラグビーをやっていた時に1試合のビデオをスロー再生しながらだれがどの位置にポジショニングしながらどのようにパスが渡ったかという分析をした経験がある。これは、存外大変で1試合を分析するのにその4倍から5倍くらいの時間を要した。しかも、ビデオに写っていない部分もあったりして忠実に再現することにはかなり無理があった。

 

Eagle Eyeは、そんな問題を一挙に解決してくれる。一人一人のプレイヤーがどのようにしかも、チームで使うだけでなく個人のパフォーマンスアップにも一役買ってくれるのだ。価格的に個人が自分のパフォーマンス向上にでも投資出来そうな20,000円以下に抑えられているという意味で非常に魅力的だと思う。

 

さあ、これを読んだ方はしつこいようだがこちらからご協力をお願いしたい。

選手の動きをデータで解析!データサッカーを実現する『Eagle Eye』先行販売 | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

 

これは、Startupをサポートする身としての意見としてはサッカーチームの方々に是非導入を頂いて彼らの今後の開発に役立つようなフィードバックを期待したい。

 

 

 

都会の人こそ地方のスタートアップイベントに参加すべきだと思うこれだけの理由

色々と思うところがあって中断していたスタートアップブログを再開します。

 

その記念すべき最初のテーマは、「都会の人こそ地方のスタートアップイベントに参加すべきだと思うこれだけの理由」です。これをテーマに掲げたのは、滋賀で行なわれたスタートアップウイークエンドに参加者として2回参加させて頂いたからである。その経験をもとに都会の人こそ地方のスタートアップイベントに参加すべきだと思う理由を挙げてみたいと思う。(断わっておくが僕は決して都会人ではないと思っているけれども・・・)

 

「地方で触れ合わなければ、理屈とお金だけでは解決出来ない問題がある事を知る事は出来ない」

 今回のイベントで、僕のチームは農業IOTのソリューションをプレゼンした。本来、効率的で費用対効果の高い農業IOTは、もっと多くの生産者(すなわち農家)は導入するべきで、参入するプレイヤーが少ないことやキラーコンテンツの不在、そして、その浸透不足(いわゆるPR不足)こそが原因だと思っていた。しかし、地元の方や家族に農業を営む人達に実際に話を聞き、調べてみると全く別な問題が見えてきた。

 実はそもそも農業従事者の平均年齢は実に75歳を超えており、多くの農業従事者にとっては現在の田畑を守っていくことが精一杯であるということだ。また、農協という存在の大きさも実感した。即ち、巷のニュースで言われているような、「農業の問題はもっと効率的に良いものを高く売ることを目指さないからだ。」とか「農協が農家の生産性向上を阻んでいる。」などという論調は確かに一部で正しいのだろうけれども農業の本質全てではない。だから農業IOTなど無駄だなどと言うつもりは全くなく80歳くらいのおじいちゃん、おばあちゃんにも理解出来て同時に使えるものを提案すべきだと思う。それだけUXの優れた製品の開発も必要だし、やはり地元の農家とちゃんとグリップ出来る人達の協力が無ければ実現し得ないものだと知った。

 こういう問題はきっと都会にいてネットや本を読みあさるだけでは絶対に理解出来ないことだと思うし、イベントに参加して一緒にディスカッションしたりする仲間がいればこういった地方向けのソリューションを開発するときに心強い協力メンバーになってくれるはずだ。

 

「都会の人間にしか気づけない地方の魅力(財産)と都会の人間でしか気づけないけれど解決すべき問題は一杯あるはず」

 地方は魅力が一杯である。食べ物、山や湖などの風景や時としてゆったりとした時の流れさえもである。電車が少なくてもそれはそれは自分を癒してくれる時間になったり、忙しさの中では決して思いつかないアイデアを思いついたりする時間に繋がったりする。しかし、地元の人にとってはそれが日常になりすぎてその魅力に気づけないでいる。だが、都会の人にとってはそういった日常の中に地元の人では気づけない魅力を発見することが出来るだろう。そして、それは地方に都会の人間や外国人を呼び込むヒントになるに違いない。

 同時に逆の面もあると感じた。あまりにも不便なことにある程度慣れてしまっていて(悪い意味でなく我慢強いということ)最新のITの技術やもう少し方法を考えれば便利に出来ることがあるのでは?と感じることもあった。このへんの少しでも不便なことを解決したいという感性は正直東京などにいる都会の人間の方が貪欲なのではと思う。このあたりのギャップを埋めることが出来るという意味でも良いことだと思う。

 

「自分のふるさとを自分で作る楽しみが出来る」

 僕自身がふるさと(田舎)のない人間だったりする。そういう意味で少し離れた自分の居場所みたいなものを欲しいと思っている。今回だいぶ滋賀のことを好きになったような気がする。当然、自分のふるさとのイベントに参加してみても良いし、僕のようにふるさと(田舎)のない人間は自分の気になっている土地でのイベントに参加してみてはどうだろうか?間違いなく言える事としては、ひとつの目標に向かって突き進めるスタートアップイベントだからこその、絶対に観光では味わえないその土地の雰囲気だったり、人の温かさを感じられるはずだと思う。当然、地方に行けば東京のような恵まれたスタートアップの環境は望めないに違いない。でもそれ以上の経験が出来かもしれない。

 

Startup Weekend Kyotoの開催情報(8月7日~9日)

http://kyoto.startupweekend.org/

https://www.facebook.com/swkyoto

 

*気になる農業IOT

http://field-server.jp/paddywatch/#inf

http://www.zero-agri.jp/

 

 

 

 

 

Dec 20, 2014

Startup Weekend Shiga参戦記 後編

さて、今回参加者目線で記録をブログに残そうと思ったがあまりにも長くなってしまったので2回に分かれてしまいました。すみません。

危機管理まで考えてくれた素晴らしいメンバーとさすがプロ根性を見せつけたプロフェッショナルエンジニア

2日目を終えた段階で、あと1日となった。最終的には自分達がインタビューから得られた仮説を再度プロダクトとして多くの人からフィードバック(それも良い評価)を得られれば絶対優勝出来る。そう確信していた。そのためには、出来るだけ早く自分達のコンセプトを見てもらう必要があると考えていた。
正直、コードの書けない自分達には明日の朝までにちゃんと動くものを仕上げるということがどれだけ大変なことか解らなかったしそれまでに少しでもフィードバックを得たいと言って井上くんと潮田くんは見よう見真似でモックアップ作りにトライしてくれた。二人の作業はメッセンジャーに履歴によると深夜3時すぎまで及んでいたようだ。
そんな記録の残るメッセンジャーに早朝には嬉しい知らせが届いていた。「取り急ぎ、現状はこんな感じです。」というメッセージとともにちゃんと実装出来ていて動くぺーじが完成していたのだ。


完璧だったはずのシナリオの中で漏れていた唯一の問題

この後、インタビューメンバーは次々と思っていたようなインタビュー結果を集めて来たし、Webから上がってくる評価もほぼ良好なものだった。エンジニアの小山さんは、さらにブラッシュアップするとともに、今年の流行語大賞のあのコンビのセリフまで挿入するなど遊び心まで注入されたものが出来上がっていた。
後は、プレゼンさえ完璧にやれれば間違いなく優勝出来る。おそらくそう思ったのがよくなかったのだろう。そうその最後のプレゼンを完璧にやり切るという鍵は自分が握っているということをすっかり忘れていたのだ。

悔しいとしか言えない結末

結局、私たちのチームは優勝出来なかった。結果だけ言うとそういうことになるだろう。ただ、少なくとも仮設検証を顧客開拓という形で行なうことによりアウトプットを作り出したし、そのフィードバックまで得るという3日間でやれることをやり切ったのでは?という思いがある。非常に言い訳がましい話になるが、ここまで優勝したいという想いが強くなるとは思っていなくてプレゼンで、平常心を保てなかった。チームメンバー一人一人の活動を伝えたい思いもあって冷静に振り返ると内容が散漫だったのでは?と大きく反省している。
プレゼンって思いの強さを伝えるものだと優勝したチームの前川さんから教えられたような気がする。情熱を伝え切ることが出来るかってこともスタートアップには非常に重要なことだし、そもそもStartup Weekendは、コンテストだということはひょっとすると自分自身が一番忘れていたことだったのかも知れない。それをきづかせてくれたことも、参加して得られたことのような気がする。


滋賀でStartup Weekendを開催することの意味について

今回、正直驚いたのは滋賀の人々の地元愛の強さだ。
チームを組めなかったピッチのアイデアの中には、数多くの地元を意識したサービスがあった。これは、京都や大阪ではあまり見られない光景だと思った。IT系サービスでなくてもStartup Weekendでピッチしてもいいですよとは言っているもののこれほど非ITであってもちゃんとイベントとして成立するというのを身を持って体験させて頂けたと思います。

更に付け加えさせて頂くとすると、この起業未開の地でStartup Weekendを開催してやろうと思ったオーガナイザーチームの情熱には本当に脱帽です。自分は、本当に何もお手伝い出来なくて、滋賀の起業家が協力してくれるわけでもなくそれでもこれだけ盛大なイベントが出来たことはすばらしいことだと思います。



本当の最後に、最高のチームメンバーに大、大、大感謝です。
誰一人欠けてもこんなにファンキーで最高なものが作れなかっただろうし、最高の3日間を過ごすことは出来なかったと思います。
本当にありがとうございます。

Dec 20, 2014

Startup Weekend Shiga 参戦記 前編


そもそもなぜ京都の運営者である自分が参加したのか

Startup Weekendには、京都の運営者としてもう4年も関わっている。
その中で、今年は大きな意思決定をしなければならない状況に迫られた。振り返ってみると、全国のStartup Weekendが立ち上がった時から関わっているメンバーで今も続けているのは数人になってきている。(当初頑張っていたメンバーに起業家が多いのも要因だろう)そんな中で、当初イベントを盛り上げるためにエントリーしていたちょっとしたサクラ状態だったが、参加者目線でもう一度Startup Weekendの魅力を見つめ直す機会にしたいと思い本格的に参加者としてがっつりやってみることにした。

何もかもが新鮮だった今回のイベント

Startup Weekendではいつもの光景のPIZZAタイムも、アイスブレイクとして行われるハーフベイク?(確かそんな名前だったはず)も自分でチームを組むという意識があると全く違う感覚があった。次に何が行われるかがわかっているからこそのアクションも取れたのかなとも思う。無意識かもわからないが、自己PRをしつつ出過ぎず周りの参加者の意見も引き出すように心掛けてるようにしていたと思う。ひょっとするとLeeがいつも言っているどれくらい過去の参加者がいるかを見れば大抵優勝チームはわかるというのは、こういうことを言っているのかもと思った。同じ、プログラムが行われているはずなのにそれを見ている立場の違いでこうまでも景色が違うのかと正直思った。

アウエー感ありありの自称最強チームを結成

今回の参加者は、現在滋賀に住んでいるもしくは、滋賀出身という方が半数以上だったと思う。そんな中『EコマースでPOPやイラストを使って楽しく買い物をしよう』というコンセプトに集ってくれたのは高専生でありながら素晴らしい着想力を持った潮田くん、このイベントに参加することと和歌山でのみかん農家体験をするためにわざわざ横浜からやってきた斎藤くん、イベントレポートを書くために来るはずだったのになかば無理やり参加者に祭り上げられた井上くん、大阪でIT系の企業を経営しているエンジニアの小山さん、そして滋賀には琵琶湖や彦根城に遊びに来たことくらいしかない私 澤村いう5名でチームになった。全く、滋賀には縁もゆかりもないチームが出来上がったのだ。



イデアの仮説検証とプロダクトの方向性を決める

メンターのアドバイスもあり、2日目の午前中という他のチームに比べると早い時期にインタビューに出ることにした。そもそも、『Eコマースで楽しくショッピングをしたいのか?』という仮説の検証を行なうためのインタビューだ。ここでは、最年少の潮田君と半端ない行動力の斎藤くんがパワーを発揮した。2人が老若男女問わず短時間で多くお声を集めてくれた。
インタビューの結果、3つの結論を導き出した。1つは、多くのEコマースの利用者は現在の利用サービスを面白いと思っていない。2つ目は、楽しいEコマースを求めている人が一定数以上いる。3つ目は、POPやイラストを使って商品をPRすることを面白いと感じる人も多い。というものだ。
この時点で、2日目の夕方でありMVPの具体的な内容を確定させる必要があった。というのもチームにはエンジニアが小山さん一人しかおらず出来るだけモックアップではなく機能は最低限でも動くものをきっちりつくってそのプロダクトの検証を行なって最終審査に臨みたかったからだ。
このあたりから実質井上くんがリードして方向性を固めていってくれた。和気あいあいとやりながらも、全く無駄なくプロダクトとプレゼンの内容を固めることが出来たのは全て彼のお陰と言っても過言ではないだろう。

偶然の産物から産まれたPOP STOREというサービス

我がチームは、主に大津PARCOでユーザーインタビューを行なったがここには、ビレッジバンガードが出店していて店内には秀逸なPOPが数多くあった。MVPを作成するのにPOPに絞り込むというのは割と自然な流れだった。もし、ここ以外のところでやっていたらこういう方向性にはならなかったかも知れない。何にせよエンジニアでる小山さんへのオーダーはスマホで見やすい、面白いPOPが見れるサイトということになった。
ここから、エンジニアの小山さんの苦闘が始まる。これを出来るだけ早く作ってくださいというコンセプト以外何もない状態からのMVP作りが始まったのだ。

後編に続く