130386Raのスタートアップな日々

京都で働くstartupサポーター

都会の人こそ地方のスタートアップイベントに参加すべきだと思うこれだけの理由

色々と思うところがあって中断していたスタートアップブログを再開します。

 

その記念すべき最初のテーマは、「都会の人こそ地方のスタートアップイベントに参加すべきだと思うこれだけの理由」です。これをテーマに掲げたのは、滋賀で行なわれたスタートアップウイークエンドに参加者として2回参加させて頂いたからである。その経験をもとに都会の人こそ地方のスタートアップイベントに参加すべきだと思う理由を挙げてみたいと思う。(断わっておくが僕は決して都会人ではないと思っているけれども・・・)

 

「地方で触れ合わなければ、理屈とお金だけでは解決出来ない問題がある事を知る事は出来ない」

 今回のイベントで、僕のチームは農業IOTのソリューションをプレゼンした。本来、効率的で費用対効果の高い農業IOTは、もっと多くの生産者(すなわち農家)は導入するべきで、参入するプレイヤーが少ないことやキラーコンテンツの不在、そして、その浸透不足(いわゆるPR不足)こそが原因だと思っていた。しかし、地元の方や家族に農業を営む人達に実際に話を聞き、調べてみると全く別な問題が見えてきた。

 実はそもそも農業従事者の平均年齢は実に75歳を超えており、多くの農業従事者にとっては現在の田畑を守っていくことが精一杯であるということだ。また、農協という存在の大きさも実感した。即ち、巷のニュースで言われているような、「農業の問題はもっと効率的に良いものを高く売ることを目指さないからだ。」とか「農協が農家の生産性向上を阻んでいる。」などという論調は確かに一部で正しいのだろうけれども農業の本質全てではない。だから農業IOTなど無駄だなどと言うつもりは全くなく80歳くらいのおじいちゃん、おばあちゃんにも理解出来て同時に使えるものを提案すべきだと思う。それだけUXの優れた製品の開発も必要だし、やはり地元の農家とちゃんとグリップ出来る人達の協力が無ければ実現し得ないものだと知った。

 こういう問題はきっと都会にいてネットや本を読みあさるだけでは絶対に理解出来ないことだと思うし、イベントに参加して一緒にディスカッションしたりする仲間がいればこういった地方向けのソリューションを開発するときに心強い協力メンバーになってくれるはずだ。

 

「都会の人間にしか気づけない地方の魅力(財産)と都会の人間でしか気づけないけれど解決すべき問題は一杯あるはず」

 地方は魅力が一杯である。食べ物、山や湖などの風景や時としてゆったりとした時の流れさえもである。電車が少なくてもそれはそれは自分を癒してくれる時間になったり、忙しさの中では決して思いつかないアイデアを思いついたりする時間に繋がったりする。しかし、地元の人にとってはそれが日常になりすぎてその魅力に気づけないでいる。だが、都会の人にとってはそういった日常の中に地元の人では気づけない魅力を発見することが出来るだろう。そして、それは地方に都会の人間や外国人を呼び込むヒントになるに違いない。

 同時に逆の面もあると感じた。あまりにも不便なことにある程度慣れてしまっていて(悪い意味でなく我慢強いということ)最新のITの技術やもう少し方法を考えれば便利に出来ることがあるのでは?と感じることもあった。このへんの少しでも不便なことを解決したいという感性は正直東京などにいる都会の人間の方が貪欲なのではと思う。このあたりのギャップを埋めることが出来るという意味でも良いことだと思う。

 

「自分のふるさとを自分で作る楽しみが出来る」

 僕自身がふるさと(田舎)のない人間だったりする。そういう意味で少し離れた自分の居場所みたいなものを欲しいと思っている。今回だいぶ滋賀のことを好きになったような気がする。当然、自分のふるさとのイベントに参加してみても良いし、僕のようにふるさと(田舎)のない人間は自分の気になっている土地でのイベントに参加してみてはどうだろうか?間違いなく言える事としては、ひとつの目標に向かって突き進めるスタートアップイベントだからこその、絶対に観光では味わえないその土地の雰囲気だったり、人の温かさを感じられるはずだと思う。当然、地方に行けば東京のような恵まれたスタートアップの環境は望めないに違いない。でもそれ以上の経験が出来かもしれない。

 

Startup Weekend Kyotoの開催情報(8月7日~9日)

http://kyoto.startupweekend.org/

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*気になる農業IOT

http://field-server.jp/paddywatch/#inf

http://www.zero-agri.jp/