関西人な僕にはオンラインミーティングは不向きではないかと考える3つの理由
567の影響で不要不急の外出を控えなくてはいけない中、スタートアップもそうでない方々も多くの方がリモートワークを余儀なくされていると思います。
リモトーワークでは必須とも言えるオンラインミーティングを重ねてみてなんとなく僕のような関西人にはオンラインミーティングは向かないのでは?と思ったのでその3つの理由について少し述べてみたいと思います。
1.会話のインターセプトが出来ない
通信環境やツールの影響もあると思うんですが、オンラインミーティングでは相手が喋っている途中に会話を挟むのが難しいと感じています。相手型が喋っている最中に、何か少しでも口を挟もうとすると「あ、すみません。続けて下さい。」的な雰囲気が生まれてしまいます。要は相手が最後まで発言し終えるまで聞かなければいけないのです。となると、会話の途中に相手が放つ美味しそうなワードに食いついて、こっちの言いたい事を喋り倒すって技が使えないんです。
・・・
これは本当に危機です。
いやいや、そもそも無理でしょ。相手の話を黙って最後まで聞くなんて。しかも、相手はこっちの美味しい話を最後にしてくれるわけじゃないし。これだと、全然こっちのペースにならない。
おそらくですけど(自分だけ?)関西人って常に攻守が切り替わる、サッカーとかラグビーみたいな感じで打ち合わせってしてたと思うんですね。こっちの得意な話題が出てきた時とか相手が少し主導権を失った時に、気持ちよーくインターセプトしてこっちのペースに持っていく、そんなスタイルの人が多いように思っています。オンラインミーティングは常にどっちかが攻め手で、どっちかが守り手か決まっている、スポーツで例えると野球やアメリカンフットボール、ゲームでいうとチェスや将棋のようなそんなコミュニケーションではないのかな?と思います。
これは、おそらく出たとこ勝負の私のような関西人には、不向きなのではないかなーと思います。
2.詳細な準備と戦略が重要
これは、やってみて痛感するのですが資料が重要になります。
劇場型プレゼンしかしない、自分としては、従来はプレゼン資料はイメージだけ流れるように象徴的なフレーズと、画像やイラスト、表とかだけ見せて後はほとんど喋りでインパクトを残すみたいな感じで作っていました。それで、そこそこ関心を持ってもらったら「詳細の資料を送りますね」みたいな感じ。
オフラインだと、イメージとしては、3割くらいで資料を見て7割くらいは話を聞いているみたいな感じに思っていました。これだと重要なのは、如何に抑揚をつけて喋れるか、聞き手の反応がどうか、を見極めてそれに合わせて喋れるかだと思っています。
が・・・
オンラインミーティングでは、全く逆というか資料の理解のために話を聞くそんなイメージですね。そもそも、ビデオ越で相手の反応って分かりずら過ぎます。更に、「通信悪いんで音声だけで行きますねー。」なんて言われたおりには、とほほです。
そうです。関西のべたな営業マンが阪神タイガースの勝ち負け(そもそもコロナで試合ないしw)と天気と時事ネタだけで乗り切るのはオンラインミーティングでは不可能なのです。
事前に数字などの整った資料を準備する、どこをアピールして、どのフェーズまで話を進めるのか、という戦略を立てる必要があると思っています。
複数人で対応する場合は、役割も決めておく必要があるでしょう。誰がインパクトを残す人なのか、誰がロジカルに説明するのか、などを予め打ち合わせしておく必要があるのではないでしょうか。正直、今まで頭の中になんとなくあっても、明確にここまで準備してこなかったと思っています。
3.短時間にコンパクトに結論をまとめる必要がある
オフラインでフェイスtoフェイスだと1.5時間〜2時間って全然気にならないんだけど、正直1時間もオンラインミーティングするとかなり疲れます。
となるとやっぱりコンパクトに結論をまで持っていく必要があります。これは寂しがり屋の僕としてはかなり厳し目です。過去に僕がオフラインでやっていた、2時間くらいのミーティングで、散々雑談とか相手のビジネスに関する話を9割の時間でやって、最後に「あれ、今日ってなんの話でしたっけ?」みたいに、肝心の商談は10分で終わらせるみたいなのは、オンラインミーティングでは絶対、絶対に不可能です。
無駄な会話をしないというのは、オンラインミーティングの最大のメリットかも知れません。
如何でしょうか?
以上が、関西人な僕にはオンラインミーティングは不向きではないかと考える3つの理由です。そうは言ってもオンラインミーティングはなかなかなくなりはしないと思うので、出来るだけフィット出来るようにしていこうと思います。