130386Raのスタートアップな日々

2010年からスタートアップのサポーターとして活動してきた記録と、サポーターに飽き足らず50歳を過ぎてプレイヤーサイドに身を投じたへそ曲がりなおじさんがスタートアップについて諸々お伝えしているブログです。

You Tubeデビューを振り返る〜startupweekend Kyoto Session VOL4レポート〜

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人のやることならすぐレポートに出来るのに、と思いつつ遅まきながら火曜日のsessionについて振り返ってみたいと思います。

 

1.You Tubeデビューについて

 

初めてと言っても良いかもしれないですが、自分が喋っているのを自分で見ました。

まー恥ずかしいというか、見苦しいというか。

一応悪かった点、良かった点を反省してみたいと思います。

 

○悪かった点(ほとんどこちらですが・・・)

 

ビジュアルが悪い

 (やっぱりYouTubeって見た目大事ですね。あらためて、ミキのお兄ちゃんとかトミ

  ーズの健さんに似てると言われるのに納得しました)

声が聞き取りづらい(声が悪いとも言える)

喋りがくどい(これはとても大事)

 

○良かった点

 

いい話を引き出せた(勝手に今村さんが喋ってくれただけとも言える)

とにかく楽しそうに見えた(わざとらしくなく)

 

兎に角、音声メディアも動画メディアも向いていない事がわかりました。

もう少し端的にポイントを引き出せれば、見易かっただろうなのを客観的に見れたのは、僕にとってとても良かったと思っています。

 

2.今村さんとの出会いと今回の話題

 

今回は、クエステトラ の今村さんにお話頂きました。

今村さんは、startupweekend Kyotoにおいて多分一番多くジャッジをお願いしているはずです。(すみません記録とってないので不確かですが・・・)

今村さんには、はてなの創業者であるJ-kondoこと近藤さんにご紹介を頂いたのが最初の出会いです。

超交流会という、大学のいち同窓会(失礼)に名だたるIT企業の経営者や投資家などが集まるイベントを主宰されていたすごい方という認識でしたので、「じゃあ、事務所に来てよ。」と言われ緊張してお邪魔したのをよく覚えています。

 

それから、何度もジャッジをお願いし、超交流会では素敵な出会いを提供頂いたりしました。

私の持っている今村さんの印象は、全く肩に力を入れることなく、自然に起業されたというのが印象ですが、やはり学生起業、そしてイグジットを果たしたという実績もあり、色々お聞きしたい事が盛り沢山でした。

ただ、よくよく考えてみると、自分が聞きたいスタートアップの業界裏話的な話より、みんなが聞きたい話を聞いた方が良いだろうと思いそこにフォーカスを当てる事にしてみました。

 

3.今回の学び

 

今村さんの話の中には、スタートアップにおける成功の秘訣が盛り込まれていました。その中で私が印象に残った事を掻い摘んでお伝えしたいと思います。

 

時流に乗る力

今村さんが学生起業した時には、まだインターネットの黎明期、オフコンに代わりパソコンが出たばかりの頃で、まだ誰も明確な勝者がいない時期だったというのは大きかったのだと思います。

 

人の巻き込み力

恩師の先生の話をされていましたが、先生だけでなく同じゼミの仲間や京大の別の優秀な学生をメンバーとして巻き込めた事もうまくいった秘訣だと思いました。

今村さんの巻き込み力の高さもさることながら、京都大学という巻き込まれ力の高い優秀な人材が多かった事もポイントだと思いました。

 

上手くやる力

やはり、成功するには上手くやる事が重要だと思いました。これは、毛利家の三本の矢の例えを使っておられましたが、CRMという分野で自分達単独で戦っていくより、谷井さんの会社と一緒になってやっていくという形を選んだ事に現れています。

更に、単なる合併出なく株式移転いという手段を自ら勉強して選んだという事にも現れていると思いました。

 

戦略

「なぜ、シナジーマーケティングでもっと上を目指すのでなく、クエステトラを立ち上げる道を選んだのか?」という問いに対してCRMで更に上を目指そうと思った時に立ちはだかるのが、セールスフォースでその規模を比べるとネズミが象に戦いを挑むようなものだと思った、と言っておられたのが印象的でした。やはり、冷静に勝てるところで勝負するという戦略も起業家が成功するための一つの要因だと思いました。

 

詳しくは、ぜひYouTubeの方をご覧頂ければと思います。

 


Startup Weekend Kyoto Sessions Vol.4 || Isao Sawamura X Genichi Imamura